プロフィール
短期大学卒業後、3年間幼稚園で教諭。その後飲食店の店長を9年間勤めました。
その際に、自分が1年目の時に担当した園児が会いに来てくれて、渡邉先生に憧れて現在、大学で先生になる為に勉強していると聞き、
自分が保育士として出来る事はまだあると感じ、もう一度保育現場に戻ってきました!
趣味はソフトボール・野球、スノーボードや、ツーリングです。
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担当しているお仕事を教えて下さい。
現在は、5歳児年長36名の担任をさせていただいております。
保護者の皆様から大切な子ども達をお預かりし、子ども達の生活全般を見守りながら、心身の発達を促しています。食事・睡眠・排泄・衣類の着脱等基本的な生活習慣を身に付けること、就学に向けて社会性を養い自分の考えを言葉で伝える力を伸ばしていけるよう工夫しています。子ども達が四季・行事を楽しみながら自分らしく、そして、僕自身も元気に一日一日を楽しみながら向き合っています。 -
立青福祉会を選んだきっかけは?
働く上で、未来の立青福祉会のビジョンがどこの園よりも明確で、自分の今まで積み重ねてきた力を、生かせれるのでは無いかと感じたからです。自分は性同一性障害です。保育業界では性同一性障害に関して理解が得られる事がまだ難しいと感じています。子ども達や先生が混乱するのでは?保護者の皆様が不安に思うのではないか?等、他園ではごもっともな意見を頂いてきましたが、立青福祉会は一人の人として、そして先生として、子ども達に、ありのままで一生懸命向き合えば、必ず分かってもらえるので、一緒に成長しようと背中を押して頂いたからです。
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働くうえで大切にしてることは?
自分が働く上で、一番大切にしている事は、「思いやり」です。
相手の気持ちを考え、どんな事もまず「どうすればいいか?」を考えて行動しています。
保育園は一人では働くことは出来ません。仕事が出来るだけでは、成長しません。
そして、自分の気持ちだけで働くことは出来ません。皆で協力して子ども達の成長のお手伝いをするわけですから、保護者の皆様の気持ち、子どもの気持ち、先生の気持ち…関わるすべて皆様の気持ちがあってこそだと思っています。
「自分がされて嫌なことはしない」この事は子ども達にもいつも伝えています。 -
チャレンジしたいことは?
性同一性障害の保育士として、セクシャルマイノリティーに関する授業や知識を広げていき、子ども達の為に、そして性同一性障害の先生が、当たり前に働ける様に自分が先駆者となり増やしていく事。
男の子だから、女の子だから…ではなく、一人の人として、しっかりと向き合い偏見や、差別無く「多様性」を大切にし、生きていけるお手伝いをしていきたいです。
又、自分が得意とするソフトボールや野球の楽しさを子ども達に、保育の中で伝えていける様に、現在計画しています。